4712706 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

Dog photography and Essay

Dog photography and Essay

新疆--天山天池


「共に成長共に発展をしよう」

「中国上海写真ライフ」では、
新疆自治区「ウルムチ」の写真を公開しています。

16.jpg

一人旅のために中国人寄せ集めの中に入った。
勿論、行き先は現地の中国旅行社へ連絡をする。
全てのやり取りは、中国語のみでやり取りされるので、
中国語の話せれない人や片言の人は参加出来ない。

17.jpg

チベットや新疆ウイグルウルムチ方面は騒乱後、
現地での旅行参加は更に厳しくなっている。
私がウルムチを旅した頃はデモ騒乱の1ヶ月程前の事。
5月末頃にウルムチ市内に居たが平穏な街だった。

18.jpg

現在では胡錦涛主席がウルムチでウイグル族の幹部と、
会談しその後の演説で、我々と共に努力し同じように、
共に成長共に発展をしようと2009年8月下旬に語り掛け、
大きな希望の拍手が舞い上がるシーンを写していた。
ウイグル族の人々の中国語も非常に癖がある。
日本人の中国語発音より悪いような印象を受ける。

19.jpg

写真は沢山の馬を放牧し自然の中で伸び伸びした感じ。
私たちは大型バスに11名で行動を共にする事になった。
一組の夫婦は上海大学の教鞭を定年退職し非常勤講師。
若い夫婦とその子供は北京から参加の会社社長夫妻で、
結婚前の2組のカップルと一人旅の38歳ほどの女性。
そして私を入れた合計11人で、これから「天池」へ向かう。

20.jpg





「食べてみますか?」

「中国上海写真ライフ」では、
新疆自治区「ウルムチ」の写真を公開しています。

21.jpg

中国新疆の天池の標高は2000メートルほどあり、
バスで登って行く毎に寒さが増し雪が積もっていた。
南方から来た若い二人は雪を始めて見るかのように、
雪だ~とバスを降り、その後期待通り滑って転んでいた。

22.jpg

気温が急に上がっているのか道路から蒸気が昇り、
辺りは何となく幻想的な雰囲気に包まれていた。
写真は首を取られた羊が無造作に吊るされていた。
私は何か食べなければと思ったが、さすがに羊は、
食べる気がせず、ビスケット類を買い食べた。

23.jpg

写真はナンと呼ぶウイグル族のパンの一種であるが、
同じツアーの上海から来た上海大学非常勤講師の
夫婦が私に「食べてみますか?」と手渡してくれた。
手渡しなので閉口したが、食べると美味しかった。

24.jpg

小麦粉をこねて発光させ、円形状にしたものを、
大きな炉の内側に貼り付けて焼いたものであるが、
何となくフランスパンのようでもあり、ピザのような、
舌感で噛めば噛むほど味が出るような感じだった。

25.jpg





「日本人が居ないと話していた」

「中国上海写真ライフ」では、
新疆自治区「ウルムチ」の写真を公開しています。

26.jpg

軽食を摂ってよりガイドの指示通り蒸気の立ち昇る道を、
歩いて行ったが、前を見ても後ろを振り返って見ても、
私の知っているツアーの人達は見つからず一人で歩いた。

27.jpg

何となく大分歩いて来たような気もするが、
何処かの人の後を追いかけるように歩いて来ただけで、
先を見てもやはりガイドらしき女性は見つからなかった。

28.jpg

私はガイドに教えて頂いた電話番号へ電話をした。
「スミマセン!私は日本人の・・・ですが、皆さんは今、
何処にいらっしゃいます?」と聞いた所、今から食堂を、
出発する所で、日本人が居ないと話していた所ですと語る。

29.jpg

さらに「そこで待っていて下さい」と言われたが、私よりは、
「集合場所は先ほどの食堂ですか?」と聞くと「そうだ」と、
答えるので、集合時間だけ聞くと、その時間に下へ行きますと、
電話を切り、その後は自分勝手に羽根を伸ばした。

30.jpg





「避暑地として有名な所」

「中国上海写真ライフ」では、
新疆自治区「ウルムチ」の写真を公開しています。

31.jpg

新疆天池がどんな所かはネットで調べていたので、
ノートにも記録し問題なかったのだが、問題は、
細かい地図が無く天池の大体の内容しか情報がなかった。

32.jpg

真夏でも避暑地として有名な所で日本の上高地や、
軽井沢のような感じと思っていたが現実は違った。
写真の寺は、中国三大宗教の中の一つの道教である。

33.jpg

ちょっと難しい事を書くならば、道教とは神仙となって、
長命を得る事であるが最終目的は、長寿をすると言うことは、
多くの人に道をえる機会が増えることで理想とされる。

34.jpg

道教とは「道の教え」で、広義には「聖人の教え」という、
意味で真理としての宇宙観には多様性があり中国では三教が、
各々補完しあって共存しているとするのが道教の思想である。
難しい事を書いたが、道教の寺を見て回っても仏教との違いが、
分からないが本堂に座っている人が違うように感じただけだ。


35.jpg





「キャノン5Dのカメラ」

「中国上海写真ライフ」では、
新疆自治区「ウルムチ」の写真を公開しています。

41.jpg

ウイグル地区の民族の舞踊が披露される舞台である。
舞台の上には昨日降り積もった雪で綺麗に輝いて見えた。
中国各地の舞踊が披露される舞台の入場チケットは、
今まで多くの所を訪れたが、150元から200元ほどである。

42.jpg

更に湖の辺りを他の観光客の後をついて歩いて下りたが、
雪解け水でスニーカーから、水が浸入して来るのが、
靴下ごしに感じられたが、出来るだけ清朝に歩いても、
思うように雪解け水を避けては歩いて行けなかった。

43.jpg

少し風が吹いており、湖面を振動させ鏡のように写る、
山の写真を撮る事が出来なかったが、それなりの、
山が湖面に写り感じでは撮れたのではないかと思う。

44.jpg

見るからに韓国人という感じの写真家が6本のレンズと、
私と同じキャノン5Dのカメラを大きなバッグに背負い、
韓国語で話していたが英語で良いカメラを持っいますねと、
聞き、相手が気分を良くした所で、リュックを担いだが、
15kgほどあり、誰よりも遅れて来た事を妙に納得したりした。

45.jpg





「中国の将棋に出会ったのは」

「中国上海写真ライフ」では、
新疆自治区「ウルムチ」の写真を公開しています。

48.jpg

更に歩いて船着場の休憩所へ入り、土産物売り場の、
売っている将棋板と中国将棋の駒を撮影した。
中国の将棋は、3000年ほど前に作られ紀元前770年から、
210年位の間には現在の形になったと伝えられている。

46.jpg

私が中国の将棋に出会ったのは今から15年前の夏。
何気なく訪れた中国人の宿舎の幹部の部屋だった。
私は両手に冷えたビールを抱えて部屋のドアーをノックも、
出来ずに立っていると女の子がドアーを開けてくれた。

47.jpg

部屋に入るなり目に飛び込んで来たのが将棋だった。
日本の将棋と似ているが、やはり違っていたし、
日本の将棋の駒がどれだけ美術的か悟ったのもこの時だった。

49.jpg

この天山天池で見掛けた将棋の駒も新鮮な感じを受けたが、
将棋は紀元前に古代インドで生まれ、中国を経て日本に、
伝来したものというのが現在の学説のようだ。しかし、
日本で将棋といわれるものは“本将棋”と呼ばれ区別される。

50.jpg





「上海から来たと言った」

「中国上海写真ライフ」では、
新疆自治区「ウルムチ」の写真を公開しています。

51.jpg

ウルムチ市内のホテルへ戻り、ホテルの近くにある、
羊肉の串焼きを焼いてもらい食べたが、上海で食べる
羊肉とはまた違い、新鮮な感じの羊肉に、更に、
焼いてもらいホテルの部屋に持って帰って食べた。

52.jpg

ホテルの部屋に持って帰る分は5本で十分だろうと、
「5本焼いて下さい」頼むと「5本でいいの?」と、
不満そうな感じだったが、座ると笑顔が戻った。

53.jpg

ウイグル語で隣の友人と話していたが突然に、
「あんた何処から来たのか?」と聞かれた。
日本からと言うと、また説明が面倒なので、
「上海から来た」と言うと、「上海は良い所だ」と、
上海へ出稼ぎに行っていた頃の事を話していた。

54.jpg

写真はウルムチ郊外の風力発電のプロペラである。
数え切れないほどのプロペラが至る所に立っていた。
日本の風力発電はアメリカや中国郊外に比べると、
遅れていると思ったが、ふと「北の国から」の風力、
発電を富良野の田舎で作り電球が灯った事を思い出す。

55.jpg




「中国写真ライフ」へ戻る。
「新疆旅行--トルファン」へ



© Rakuten Group, Inc.